収入差別シミュレーション 手取りの差で、3つの分け方はどう変わる?
同じ生活費でも、ふたりの手取りの差によって分け方ごとの負担は大きく変わります。このページでは「ふたりの割り勘シミュレーター」と同じ計算式で、手取りの差が小さい場合・中くらいの場合・大きい場合の3つを比べます。
最終更新: 2026年10月5日 / 運営: なりなり開発ラボ
自分たちの金額で計算してみる比べ方
- 生活費の合計は、すべてのケースで月20万円にそろえています。
- 貯金や返済などの別枠は、ないものとしています。別枠がある場合は、手取りから引いた「自由に使える額」で同じ計算をします。
- 金額は、説明のための例です。実在の平均や統計ではありません。
- 計算の式は、計算のしくみのページにまとめています。
ケースA: 収入差が小さい場合
Aさんの手取り 26万円 / Bさんの手取り 24万円 / 生活費の合計 20万円(いずれも月、別枠なし)
| 分け方 | Aさんの負担 | Bさんの負担 | 手取りに対する負担の割合 (A / B) | 払ったあとの残り (A / B) |
|---|---|---|---|---|
| 折半 | 10万円 | 10万円 | 38.5% / 41.7% | 16万円 / 14万円 |
| 収入に比例 | 10.4万円 | 9.6万円 | 40.0% / 40.0% | 15.6万円 / 14.4万円 |
| 残りを同額に | 11万円 | 9万円 | 42.3% / 37.5% | 15万円 / 15万円 |
手取りの差が2万円しかないので、3つの方法の結果は近くなります。折半でも、手取りに対する負担の割合の差は3ポイントほどです。
ケースB: 収入差が中くらいの場合
Aさんの手取り 30万円 / Bさんの手取り 20万円 / 生活費の合計 20万円(いずれも月、別枠なし)
| 分け方 | Aさんの負担 | Bさんの負担 | 手取りに対する負担の割合 (A / B) | 払ったあとの残り (A / B) |
|---|---|---|---|---|
| 折半 | 10万円 | 10万円 | 33.3% / 50.0% | 20万円 / 10万円 |
| 収入に比例 | 12万円 | 8万円 | 40.0% / 40.0% | 18万円 / 12万円 |
| 残りを同額に | 15万円 | 5万円 | 50.0% / 25.0% | 15万円 / 15万円 |
手取りに1.5倍の差があると、折半では手取りに対する負担の割合にはっきり差が出ます。収入に比例にすると、割合がそろいます。
ケースC: 収入差が大きい場合
Aさんの手取り 33万円 / Bさんの手取り 17万円 / 生活費の合計 20万円(いずれも月、別枠なし)
| 分け方 | Aさんの負担 | Bさんの負担 | 手取りに対する負担の割合 (A / B) | 払ったあとの残り (A / B) |
|---|---|---|---|---|
| 折半 | 10万円 | 10万円 | 30.3% / 58.8% | 23万円 / 7万円 |
| 収入に比例 | 13.2万円 | 6.8万円 | 40.0% / 40.0% | 19.8万円 / 10.2万円 |
| 残りを同額に | 18万円 | 2万円 | 54.5% / 11.8% | 15万円 / 15万円 |
手取りに約2倍の差があると、方法による違いが大きくなります。「残りを同額に」では、Bさんの負担が生活費の1割になります。収入の多い側の負担がかなり大きくなる点に注意が必要です。
3つのケースから分かること
- 手取りの差が小さいときは、折半でも大きくずれにくい。 手軽さを優先して、折半を選ぶのも自然です。
- 差が大きくなるほど、折半では収入の少ない側の「手取りに対する負担の割合」が重くなる。 「同じ割合を出す」ことを大切にするなら、収入に比例が合います。
- 「残りを同額に」は、差が大きいほど収入の多い側の負担が極端になる。 生活の余裕を完全にそろえる考え方なので、両方が納得しているかが前提になります。
- どれが正しいかは、ふたりの価値観で決まる。 数字を並べて「この負担なら納得できる」という線を探すのがおすすめです。ツールのスライダーで、その中間も確かめられます。
自分たちの数字で確かめる
「ふたりの割り勘シミュレーター」に手取りと生活費を入れると、3つの分け方と「自分で調整」のスライダーをその場で試せます。結果は、LINEなどに貼れる文章にコピーできます。
ふたりの負担額を計算してみる