同棲の生活費、何を共通にする?項目リストと決め方
生活費の分け方を決める前に、まず、「何を共通の生活費にするか」を決める必要があります。ここが、あいまいだと、あとで「これは、どちらが払うの?」ともめやすくなります。項目ごとの考え方と、線引きのコツを整理します。
自分たちの金額で計算してみる生活費の項目は、3つに分けて考える
① 共通にしやすいもの
ふたりで使うことが、はっきりしているものです。
- 家賃、共益費・管理費
- 電気、ガス、水道
- 自宅のインターネット回線
- ふたりで食べる食費(自炊の食材など)
- 日用品(洗剤、トイレットペーパー、調味料など)
- 共用の家具・家電
② それぞれが払うもの(個別)
自分のためだけに使うものです。共通の生活費に入れず、それぞれの別枠として考えます。
- スマホ代
- 自分の保険料、年金、奨学金の返済
- 衣服、美容、趣味、習い事
- 自分の交際費
- それぞれの貯金
これらは、「ふたりの割り勘シミュレーター」の「それぞれの別枠」に入力すると、自由に使える額が、手取りから引かれた形で計算されます。
③ 話し合って決めるもの
家庭によって、扱いが分かれるものです。ここを、先に話しておくと、あとで、もめにくくなります。
- 外食、デリバリー
- 旅行、お出かけ
- サブスク(動画、音楽など)。ふたりで使うものか、個人のものか
- ペットの費用
- 車、駐車場、交通費
- 帰省や、家族への贈り物
- 医療費、薬代
線引きのコツ
| その支出は… | 扱いの目安 |
|---|---|
| ふたりとも、ほぼ同じように使う | 共通の生活費に入れる |
| 片方しか使わない | それぞれ(別枠)にする |
| 片方が、多く使う | 共通にして、割合で調整するか、使う人が払う |
| 金額が大きく、不定期 | 積立(特別費)にして、毎月少しずつためる |
忘れがちな「特別費」と「予備費」
毎月の固定費だけでなく、次のような、不定期の出費もあります。
- 家電や家具の、買い替え
- 賃貸の更新料、引っ越しの費用
- 冠婚葬祭、旅行
- 急な出費(修理、通院など)
これらを、毎月の生活費とは別に、少額ずつ積み立てる「特別費」の枠を作っておくと、急な出費で、どちらかに、負担が偏ることを防げます。積立は、生活費と同じ割合で入れるか、決まった額ずつにするかを、ふたりで決めます。
食費の考え方
食事のとり方によって、考え方が変わります。
- ほとんど、いっしょに食べる: 食費を、共通の生活費にします。
- 食事の時間や内容が、別々: 自炊の食材だけを共通にして、外食や、自分のおやつは、それぞれにします。
- 片方が、よく食べる、外食が多い: 食費を、共通にすると、不公平に感じる場合があります。その場合は、食費の上限額を決めて、超えた分は、それぞれにする方法もあります。
ツールへの入れ方
- 「ふたりで使う生活費」に、①の共通の項目を入れます。
- 「それぞれの別枠」に、②の個別の項目を入れます。
- ③は、話し合って決めた結果に合わせて、どちらかに入れます。
- 分け方を選んで、結果を見ます。
よくある質問
サブスクは、共通にする?個別にする?
ふたりで使うもの(動画配信など)は、共通の生活費に入れるのが、分かりやすいです。個人のもの(自分だけが使う音楽や、学習サービスなど)は、それぞれの別枠にします。
ペットを飼っている場合は?
食費、医療費、用品などを、共通の生活費に入れるのが、一般的です。誰が世話をどれだけするかも、あわせて話しておくと、お金以外の面でも、納得しやすくなります。
途中で、項目を変えてもいい?
もちろんです。暮らしながら、「これは共通に、しなくてよかった」「これも入れたい」と、感じることは、よくあります。見直しの日を決めて、そのときに、項目も見直します。
分け方の考え方は、生活費の分け方ガイド、家賃の分け方は、収入差があるカップルの家賃の分け方で、詳しく書いています。
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